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バスフィッシング連載 | TRUE STORY


 GAME5 アフターの亀山湖[後編](2006/5/20 掲載)


フィールド:亀山湖(千葉県)

釣行日:2006年5月12日

天気:曇りのち晴れ

水温:17度(最高18度)

テーマ:アフターのビッグフィッシュを獲る


Day2スタート

雨はないが、やや強い風が吹く朝

 レンタルボート店の定休日を挟んで釣行2日目。この日は雨こそ降っていないものの、朝から強めの風が吹いていた。基本的には1日目と同じく浮いたバスを狙ってゆくのだが、若干タックルを変更して挑むことにした。
 その1。サーチベイトとして、サワムラのワンナップシャッドをセットしてみた。これを表層でグラビンバズっぽく使い、ハードベイトに反応しない浮いたバスを効率よくキャッチしてゆく。
 その2。スタンプエリアでザリガニをイメージしてウィグルワートを使ってみる。具体的なエリアは中流の野村ボート前だ。ここはスタンプエリアになっており、周辺には葦も生えていている。 亀山湖にザリガニが生息しているかは不明だが、試してみたい釣り方だ。時期的に少し遅いかもしれないが。
 その3。写真はないがキャロライナリグもセットした。特にキャロを使う場面を想定してはいないが、バスが沈んでしまったときの保険としてセットしておく。


ワンナップシャッド

サワムラのワンナップシャッド

ウィグルワート

ウィグルワートを使ってみる

岬

岬を中心に撃ってゆく


クリアーな水

一転して水がクリアーに

 6:30スタート、一昨日から一転して水がクリアーになっている。これは表層への反応が良いかもしれない。まずはレンタルボート店そばのオーバーハング(ポイント1)にチェックしてみると、ワンナップシャッドにバスがチェイスしてきた。サイズはレギュラーサイズだが、この時期のサーチベイトとしてはかなり 有効だとわかった。そのエリアに魚がいるかどうかすぐにわかる。このルアーへの反応を見て、これ以降の釣りを組み立ててゆくことにする。
 最初のバスは竹やぶ下と呼ばれるエリアの手前の岬でキャッチした。そのまま下流へと流してゆくが、バスのチェイスはない。やはり今日は岬が良いのだろうか。 そのまま予定通りに野村ボート前(ポイント2)に入りウィグルワートをキャストする。スタンプにぶつけながら何投かするとバイトがあった。グングンロッドが絞りこまれ、明らかに今まのレギュラーバスとは違うことがわかるが、ファイト中にバラしてしまった。この頃から風がより強くなりはじめ、見えバスが完全に姿を消してしまった。


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