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バスフィッシング連載 | TRUE STORY


 GAME4 アフターの亀山湖[前編](2006/5/14 掲載)


フィールド:亀山湖(千葉県)

釣行日:2006年5月10日

天気:雨

水温:17度(最高18度)

テーマ:アフターのビッグフィッシュを獲る


つばきもと桟橋

天気は雨模様だが温い雨が降る

 5月も中旬になると、どこのレイクもスポーニング真っ盛りとなる。関東地方の他のレイクに比べ、温暖な房総半島に位置するレイクではいち早くスポーニングが終わり、アフタースポーンのバスが釣れだす。 今回はアフタースポーニングのグッドフィッシュを求めて千葉県亀山湖に行ってみた。2日間の釣行となる
 私は亀山湖に年に数回訪れているが、この時期に訪れたことは1度しかない。シーズナルパターンどおりなら、アフターのバスはスポーニングエリア近くの岬や沖の立ち木、もしくはゴミだまりなどのカバーに浮いている。 もっと季節が進行していれば、水通しの良い岩盤にもついているかもしれない。そんな予測のもと、バスを探していくことにした。


亀山大橋

良い水を探して下っていく

 6:30まずはレンタルボート店の周辺からスタートした(ポイント1)。このレンタルボート店近くには白鳥島と呼ばれる以前は島だった場所があり、その周辺がビッグフラットとなっていてスポーニングエリアになっていると思われる。 フラット周辺のブッシュやゴミだまりを探っていくが、バスからの反応はない。このエリアは見た目にも、水があまり良くないようだ。ボートを直進させると、航跡にブクブクと泡が残る。水の良いエリアを求めて、下流へと下ることにした。
 途中、川俣神社下と呼ばれる岩盤エリア(ポイント2)の近くのゴミだまりで、本日のファーストフィッシュをキャッチした。ビッグフィッシュではないが、亀山湖のアベレージサイズだ。ヒットルアーはコンポジットツイン(ノリーズ)だ。狙いどおりの場所でのバイトだが、このサイズはスポーニングに参加しているバスではないだろう。 その他のゴミだまりもチェックしたが反応はなく、釣り下って行くことにした。


ゴミだまり

こんなゴミだまりが良いようだ

ブッシュ

ファーストフィッシュはアベレージ

レイダウン

ヒットルアーはコンポジットツイン


ごみだまり

雨はどんどん強くなる

 本湖(ポイント3)にでるとボートの航跡にも泡が残らず、明らかに水が良くなった。これは期待できる。途中でフィーディングもあり、見えバスも多数みかけ、どうやら全体的にバスは浮き気味のようだ。ゴミだまりを撃っていくのは間違ってはいないだろう。
 水が良くなったせいか、バスの反応は良くなった。アベレージサイズながら、数が釣れだしたのだ。何匹かキャッチしていくうちに、バスがついているゴミだまりと、そうでないゴミだまりの違いがわかってきた。ついているであろうゴミだまりのみを撃って 効率よくバスをキャッチしてゆく。5匹、6匹、7匹とキャッチし、それ以上は数えるのをやめた。


コバス1

このサイズなら

コバス2

いくらでも釣れる

コバス3

コバスパターンはもうわかった


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