FLW Tour第6戦 レイク・シャンプレイン
トレーシー・アダムスがFLW Tour2006シーズンの最終戦を優勝で飾る
(2006/6/28 掲載)
Photo by FLW Outdoors
ニューヨーク州レイク・シャンプレインで開催されているFLW Tour第6戦で、トレーシー・アダムスが悲願の初優勝を飾り2006年シーズンのツアートレイルが幕を閉じた。
大会3日目終了時点でトーナメントリーダーのディオン・ヒブドンとのウェイト差はわずか約2ozだった。それまでの3日間はヒブドンが最重量バッグを叩き出していたが、迎えた最終日に
ヒブドンが失速しアダムスが最重量バッグを叩き出しての逆転優勝となった。
ほとんどのアングラーは湖北のスモールマウスをサイトフィッシングで狙っていたが、アダムスはレイク南部のラージマウス狙いだった。
予選2日間はグラスのフリッピングパターンが有効だったようだが決勝にはいると天候が変わり、北風が吹くとバスの活性が下がってしまったようだ。水深8フィートのグラスを狙っていたけど、9時になるとバイトがなくなって
しまったとアダムスは言う。このままでは勝てないと考えたアダムスは、増水によって水没した水深2フィートにあるウィローツリーを3/8ozのジグ(トレーラーはズーム・スーパーチャンク)狙い、見事ビッグフィッシュをキャッチして優勝した。
以下の順位は、2位ケビン・ヴィダ、3位ディオン・ヒブドン、4位スコット・マーティン、5位に深江真一という結果となった。深江以外の日本人選手の結果は、大森貴洋が197位、並木俊成が40位、古沢勝利が132位、清水盛三が176位で大会を終えた。
FLW Tourは今大会をもって全日程を終了し、アンソニー・ガグリアルディがアングラー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。チャンピオンシップは8月2日から8月5日までの日程でローガンマーチン・レイクで開催され、年間成績で15位になった深江真一と47位の並木俊成が参戦資格を得た。
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