Bassmaster Classic 2006 レイク・トホ
初日からのリードを守った若きルーク・クラウセンが初戴冠!
(2006/2/27 掲載)
Photo by Bassmaster.com
フロリダ州レイク・トホで開催されているBassmaste Classic 2006では、初日に29lbs6ozというビッグウェイトをマークしたクラウセンが、最悪の天候の最終日にリミット5尾をきっちり揃えて11lbs13ozをウェイインし、初日からのリードを守りきる完勝となった。3日間の合計重量は56lbs2ozを記録し、優勝賞金50万ドルを手にした。
最終日、トータル51lbsを持ちこんだリック・モーリスは、クラウセンがウェイインするまでは首位に立っていたが結局2位に終わった。ロン・シャフィールドは47lbs14ozを持ち込み3位、テリー・スクロギンスは46lbs15ozを持ち込み4位となった。ディフェンディングチャンピオンとなるケビン・バンダムは最終日に、その日の最重量ウェイトをマークしたが及ばず、5位でフィニッシュした。
優勝したクラウセンのメインエリアはレイク・キシミー南東のショアライン沿いだった。彼はそこでマンズの6インチワームで、最終日の最大魚となる5lbs13ozを含む4尾のバスをキャッチした。風速40マイルの中での試合となった最終日では、ルアーの操作は困難を極めたが彼はロッドティップを水中に入れ、極めてスローにワームを操作したという。彼は自分のエリアとルアーに絶対的な自信を持ち、悪天候にも関わらず一貫したパフォーマンスを発揮しての完全優勝となった。
優勝したクラウセンを含む数名のアングラー(ラリー・ニクソン、ジョージ・コクラン、ジェイ・イエラス他)は来期からFLWに専念するため、Bassmaster Classicで彼らの姿を見ることは当分ないだろう。彼らの活躍を心に刻んでおこう。
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